FCパッドUSB化基板ver2解説

FCパッドUSB化基板ver2

文:研究員T

FCパッドUSB化基板ver2作りました。

FCパッドUSB化基板友達ウケの良さナンバーワンのFCパッドUSB化基板のver2です。ver1ではガラスエポキシ基板+金メッキ接点という仕様でしたが価格を安くする為に紙フェノール基板+炭素接点に仕様変更しました、その他は変更有りません。もちろん例によって中身の基板だけを入れ換えるだけですので簡単に元に戻せます、動作するファミコンならばパッドのガワだけお借りして本体は大事に取って置きましょうね。

それでは懐かしい親指の痛みを再び味わい尽しましょう。

FCパッドUSB化基板ver2の特徴

例の如く中身の交換だけの簡単改造です。既にファミコンを手放してしまった人は探すのが大変かもしれませんね。

ICはSSパッドUSB化基板ver2と同じ物を使用していますのでMAX60発の入力にも耐えられます。詳しい性能は連射測定の第一回調査をご覧ください。 十字キー部分のプリントパターンはクシ型の形状を採用しましたので、各方向の感度はオリジナルよりもグッとよくなっています。

組み立て方は簡単です。例によってネジを外して裏フタを外して基板を入れ換えてフタを閉じればもう完成です。
ケーブルを絡める部分がちょっと狭いので注意して組み立ててください。
基板を入れ換えケーブルを絡めてはい完成

ボタン配置

ボタン配置コントロールパネルのゲームコントローラのプロパティで確認しますと8個ボタンのパッドと認識されていますが実際に使用しているのは1〜4番ボタンのみです。ボタン配置は写真の様になっております。

組立のコツ

組立する際のポイントです。

お掃除

折角分解するのですから内部までちゃんと磨いて約20年間の蓄積した汚れを落しましょう。十字キー、ボタン下ケースは中性洗剤と歯ブラシで洗浄。水気をよく切って2〜3日干して下さい。上ケースは金色の化粧パネルが浮いてしまうので水洗いは避けましょう。ゴムボタン、特に接点部分(裏側にある黒い丸)はエチルアルコール、手許に無い場合はCDやビデオテープ等のヘッドクリーナー液を使ってティッシュペーパーで拭いてから組み立てると感度が良くなります。

十字ボタンの感触を調整

マジックで塗リ潰す一度組んでみて、各方向の感度が鋭すぎると思った場合は、十字ボタンのクシの外側二本を油性マジックでまんべんなく塗り潰して絶縁してもらえれば、純正とおなじく斜めが渋い感度になります。エチルアルコールで拭けば簡単に元に戻せるので、どうしても気になる方は試してみて下さい。

製品データ

品名
FCパッドUSB化基板
ケーブルの長さ
1.5m
特徴
平凡な連射無し4ボタンUSBパッド
価格
2,000円