SSパッドUSB化基板Ver3

サターンパッドUSB化基板Ver3解説

文:平研究員A

サターンパッドUSB化基板Ver3

前回の改良で、もうイジる場所は無いだろうと思っていたのですが、これが本当に最後のバージョンアップとなる(多分)改良版を作成いたしました。

Ver3での変更点

やはり「スタートボタンをボタンとして使いたい!」との意見が多かったので、SFCパッドUSB化基板と同様にソルダージャンパでスタートボタンの機能を連射設定と通常のボタンの2択で選べるようにしました。それに伴ってプリントパターンに若干の変更と、PC側で認識されるボタン数に変更がありますが、その他の部分についてはVer2と全く同じです。ちなみに、スタートボタンを連射設定として使っていてもOS側では9ボタンとして認識されますが、この場合は9ボタン目を使うことはできません。

スタートボタンの機能を変更する方法

ジャンパ設定部分 ICの直下に写真のようにプリントパターンをハンダでブリッジさせている場所があります。これを付け替える事で、スタートボタンの機能を選択できるようになっています。この部分をハンダごてで溶かして左側と中央をブリッジさせると9番ボタン、中央と右側をショートさせると連射設定ボタンといった感じにスタートボタンの機能が変わります。発送時の設定は連射設定ボタンになっています。

上記のように設定変更にはハンダごてが必須ですが、それほど難しい作業ではないので、変更したい方はチョチョイとやってみてください。ハンダごては安い物であればホームセンター等で1000円以下で買える物もありますし、大した作業ではないので高級な物を買う必要もありません。ヤケドに注意しつつ今まで握った事の無い方も恐れずにレッツトライ。

写真をクリックすると大きい写真が表示されます。

ボタン配置

ボタン配置 Windowsで認識されるボタン配置は写真の通りの配置に設定されています。スタートボタンは出荷時設定は連射設定/解除機能になっています。

写真をクリックすると大きい写真が表示されます。

その他の性能

内部的な性能、各ボタンの感度はVer2と変更点はありません。組み立て方、掃除の仕方等の詳細はサターンパッドUSB化基板Ver2の説明をごらんくださいませ。

製品データ :生産完了

品名
サターンパッドUSB化基板Ver3
ケーブルの長さ
1.5m
特徴
連射機能つき
スタートボタンは連射設定ボタン、9番ボタン何れかの排他選択
連射速度
秒約20発
価格
1900円