サターンパッドUSB化基板

サターンパッドUSB化基板解説

文:平研究員

各所を改良したVer.2が発売になっております。(2003/07/16)

このページの解説はVer.1の解説です。資料的な意味で参考までに残してありますが現在はサターンパッドUSB化基板Ver.2として斜め方向の操作感が改善された物となっています。
サターンパッドUSB化基板Ver.2の解説へ

サターンパッド使いやすいですよね。

サターンパッドUSB化基板 ワタシもそう思います。変換ボックスとか使うのも良いですが、やはりUSBに直結したいものです。で、どうするかというと単純に考えてサターンパッドと同じサイズのUSBジョイパッド基板があれば中身を入れ替えてUSBパッドとして使えば良い訳です。

作りました。

サターンパッドに組み込んでみた 物凄い事に第三科学研究所の完全オリジナル品です。丁度良い同じサイズのUSBパッドがあったらそれで万事OKなのですが、そんな都合が良い物があれば誰も苦労しません。届いたサンプルを早速組み込んでみました。組み立て方法は説明するまでもなくネジを外してばらして基板入れ替えて元に戻すだけなので悩む事は何もありません。という訳で組み立て説明は省いて完成。難点は丁度良いブッシュが無かったそうで、ケーブルの付け根が少しグラグラする所でしょうか。かと言って引っ張って抜ける訳ではないので気にはならないと思います。

接続してみよう。

プロパティはこんな感じ 接続しました。OSはWindows2000です。ドライバは普通のジョイスティックドライバがインストールされます。コントローラのプロパティは図の通りです。スタートボタンが連射設定ボタンになっているので8ボタンのジョイパッドになります。

テストしてみましょう。

JSTEST結果も良好 テストに使ったソフトはPCコントローラ特論さんの所にあったjstestです。で1〜8のボタンは全部連射ボタンにすることができます。全部のボタンを連射にして押して見るとこんな感じです。連射は秒平均19〜20発前後で安定しています。レスポンスも悪くない感じです。

連射速度の事

JSTESTの数値が19〜20で安定している事について、これは製作時に意図的に20発に設定した為なので遅延により20発しか出ないという訳ではないのでご安心を。ところで、USBパッドにおいてPCが認識できる連射速度の上限ってのも一度調べてみたい所なので近い内にこのあたりの実験もしてみようと思います。

組み立てのコツ<2003/04/14追記>

ブッシュのぐらつきを止めるためにゴムを貼り付けた図

まずはケーブルブッシュがグラつく件ですが、丁度良いサイズの物を使用して、、、と行きたい所ですが丁度良いサイズの物がありませんでした。結果少々グラつく事となりましたが、これが気になってどうしようもない場合はブッシュの付け根のトコロにホームセンターなどで売られている防振用のゴム板(チョットしか使わないので薄手&小さ目の物を選んでください。)を小さく切って挟み込んでみてください。これで丁度良い感じになると思います。

また、現存しているサターンパッドは古い上に使い込まれている物が多いので、分解した時についでに綺麗に掃除しておきましょう。特に接点部分、ゴムボタンの裏側にある黒い丸はエチルアルコール(手許に無い場合はCDやビデオテープ等のヘッドクリーナー液がおすすめです。)を使ってティッシュペーパーで拭いてから組み立てるとボタンの感度が結構かわります。

製品データ :生産完了

品名
サターンパッドUSB化基板
ケーブルの長さ
1.5m
特徴
連射機能つき
連射速度
秒約20発
価格
1800円