バッファローから発売されました、最高水準をうたう高レスポンス変換器。パッケージの記載によると1Pタイプで60回/秒、2Pタイプで30回/秒の入力に耐えられるとの事です。対応コントローラはSCPH-110、SCPH10010の2機種のみです。三科研の従来の連射速度限界測定装置の中にはPS用デジタルパッドの基板が二枚内蔵されていますが。動作保証外な為、正常な計測が不能でした。今回より回路を改造しデュアルショック2(SCPH10010)の基板も使用出来るように改造を加えました。今後はデジタルパッド使用時とアナログパッド使用時の両面から検証をしてみたいと思います。
検証環境1
Mother board : JETWAY 603TCFL
CPU: Celeron 1GHz Memory: 128MB
OS: Windows2000SP4
検証環境2
Victor Inter Link MP-XP7310
CPU: Pentium M 1GHz Memory: 512MB
OS: Windows XP Professional SP2
1P用[BGC-UPS103/BK]、2P用[BGC-UPS203/BK2]共ボタン配置は全く同じです。
上がSONY純正Dual Shockのパッド上の表記で、下がWindowsで認識されたボタン番号及び対応軸です。
○ | × | △ | □ | L1 | L2 | R1 | R2 | START | SELECT | 左アナログボタン | 右アナログボタン |
2 | 3 | 1 | 4 | 7 | 5 | 8 | 6 | 10 | 9 | 11 | 12 |
方向キーデジタルモード | 方向キーアナログモード | 左アナログ | 右アナログ縦 | 右アナログ横 |
X/Y | POV | X/Y | Z軸 | Z回転 |
デジタルモードでの計測結果です。
最大連射速度 |
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実用連射速度 |
60回/秒入力時 |
状態を見やすくする為、5回/秒の入力で計測しました。
5回/秒入力 |
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※ メーカーの動作保証外の使用です!
X/Y軸も勝手に動き、各ボタンはON時に連打状態となり使用できません。
デジタルモードでの計測結果です。
最大連射速度 |
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実用連射速度 |
30回/秒入力時 |
状態を見やすくする為、5回/秒の入力で計測しました。
5回/秒入力 |
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※ メーカーの動作保証外の使用です!
X/Y軸も勝手に動き、各ボタンはON時に連打状態となり使用できません。
1P用[BGC-UPS103/BK]
DS2の接点を連打状態にして入力した回数と実際に認識される回数が一致する数値は38回/秒でした。試しに60回/秒入力を入れてみたところ瞬間的に49回までは出ますが、35〜49回ぐらいで変位し 不安定な認識となってしまいます。20回/秒の実用連射速度ではムラもなく動作保証コントローラで使用する分にはレスポンスも申し分なく、よろしいのではないでしょうか。
2P用[BGC-UPS203/BK2]
最大連射速度は24回/秒でした。こちらも試しに30回/秒入力をしてみましたが。認識されない部分が多く30回での使用は無理です。
パッケージには「測定環境Windows XP SP2 当社独自の測定方法」とありましたが、どういう測定方法なんでしょうか?
これらの検証はもちろん我々が独自に行ったものなのでPC本体の性能や状態により変化があるでしょうし、まだまだ不備な点もあると思います。無闇に信じ込まないで結果は参考程度に考えておいてください。
※お願い : こちらに記載のデータを元に、メーカー、販売元に問合わせ、クレーム等の行為はご遠慮下さい。